
鳴子峡 (2025.11.05)
自然ゆたかな里山に囲まれた鳴子温泉
全国的にも珍しい駅を中心に据える温泉街は、さながらジオラマの如く、
クルーズトレイン四季島も訪れます
触れてみたい 鳴子の自然
冬の鳴子温泉駅
「鳴子こけし」が雪をかぶってお出迎え
JR陸羽東線

グリーンシーズンには、JR東日本のクルーズトレイン「四季島」が訪れます(不定期)。冬期間はお休みです。
滝の湯
鳴子温泉駅から歩いて10分、豊富な源泉で古くから湯治場の湯として親しまれてきました。
風情のある昔の湯小屋をイメージした共同浴場で、一般観光客の皆様もご入浴できます
潟沼

約1000年前の大噴火によって出来たカルデラ湖(周囲1.3km)です
湖の色がエメラルドグリーンやブルーなど、季節や天候気温によって変化します
日本有数の酸性湖で魚は住めませんが、ユスリカが生息しています

秋には湖畔周辺が綺麗に紅葉するので、周囲をのんびりと散策するのもおすすめです
湖畔のレストハウスでは、コーヒー・軽食を飲食でき、貸ボートも利用することができます

平日の潟沼は、静かな時間がゆっくりとが流れます
日本こけし館
昭和50年(1975年)に開館し、5000本以上のこけしを所蔵しています。
館内では「深沢コレクション」「溝口コレクション」「高松宮殿下秘蔵」のこけしも展示しています。
全国各地に住む工人たちの伝統こけしを一堂に集め、受け継がれてきた素朴な東北の心を感じることができます。
こけし工人による実演コーナーやこけしの絵付体験コーナーもあり、伝統こけし・こけしグッズ等を取り扱う売店もあります。
鳴子峡
鳴子峡は、大谷川の浸食によって形成された、高さ約100mのV字谷です。
かつては、長さ約2.6kmにわたって遊歩道があり、1時間ほどの散策が楽しめました。
落石事故が続いたため、現在は、その一部だけが解放されていますが、
特に紅葉時期の渓谷は、全国有数の景色を誇る名所となっています。
モミジやカエデといった、紅葉の代名詞となる木々はもちろんですが、桜やウルシ、ブナやナラなど、樹種の多さも自慢です。
4月下旬の桜の花から始まって、5月ごろの新緑、夏のせみ時雨、秋の紅葉と、1年を通じて鳴子を象徴する自然を満喫していただけます。
さらに、最近は、魚を主食とする珍しい鷲の「ミサゴ」のつがいの子育ても遠くに見ることができ、その様子をカメラに収める人が増えています。
四季折々の自然の営みを、どうぞ間近でご覧いただければと思います。*冬季は施設・遊歩道ともに閉鎖されます
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隣駅の中山平温泉駅まではJRの災害復旧工事の為、鉄道不通となっております。以前は、鳴子峡へは中山平温泉駅を下車した方が便利でしたが、現在は、鳴子温泉駅下車して鳴子峡に行く(トレッキングやタクシー利用)ことになります